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使わなくなったフリーソフトたち

 一昔前まであれほど重宝していたのに、いつのまにか使わなくなったソフトってありますよね。PCの性能やネット回線、OSが変わると次第に使うソフトも変わっていくものですが、ここでは私が使わなくなったフリーソフトを昔を懐かしみながら紹介していこうと思います。

ダウンロードマネージャソフト

ダウンロードマネージャソフト

 当時インターネット回線がADSLだった頃に何かとお世話になった記憶があります。多くのダウンロードマネージャには分割ダウンロードという機能があって、これは一つのファイルを複数に分割して同時にダウンロードする事でダウンロードを高速化する仕組みなのですが光回線になってからは逆に分割ダウンロード機能を使う方が結果的に遅くなる事もあったり殆ど効果を感じられなくなって、いつの間にか使わなくなりました。今ではダウンロードマネージャを意欲的に開発している所も少なくなってきましたね。

 通信が一時的に切れても続きからダウンロード出来るレジューム機能があるのもダウンロードマネージャを使うメリットの一つでしたが今ではInternet Explorer他、殆どのウェブブラウザ標準のダウンロードマネージャでこの機能が実装されているので尚更使用機会が無くなってしまいました。稀にネット動画サイトから動画をダウンロードしたくてSmileDownloaderGetASFStreamを使う事はあるのですが常時起動させておいて何をダウンロードするにもダウンロードマネージャを使っていた頃が懐かしいです。

アンチスパイウェアソフト

アンチスパイウェアソフト

 最近ではウイルスやスパイウェアの他、不正プログラムの総称にマルウェアという言葉が使われるようになりましたがアンチウイルスソフトの多くがスパイウェアも含むマルウェアに対応している事もあって年々アンチスパイウェアソフトの存在感が薄れている印象があります。アンチスパイウェアソフトの中にはウイルスに対応する物がいくつか公開されていますが、どの程度信用出来るのかを知るのが難しく結局アンチウイルスソフトだけで充分な気がします。

 昔はアンチウイルスソフトがスパイウェアまでカバーしていなかった為、ウイルス対策とスパイウェア対策はそれぞれ別途必要でしたが前述したようにアンチウイルスソフトが不正プログラム全般をカバーしだした事でアンチスパイウェアの存在意義が薄れてしまいました。一時期はアンチスパイウェアの代表的フリーソフトであるSpybot-Search & Destroyを愛用していた事もありましたが最近ではアンチスパイウェアソフトを使うよりも危険なサイトやメールのリンクを踏まない、怪しいソフトを無防備にインストールしない経験値による感の方がセキュリティー効果が高いような気がしています。

デスクトップ/スキンカスタマイズソフト

デスクトップ/スキンカスタマイズソフト

 Windows XPの頃は頻繁にWindowsの概観を変えて遊ぶ事があったのですがソフトによってはシステムが不安定なったりWindowsが起動不能に陥る事も散々経験しました。何であんなハイリスクな事をやってたんだろうと今になって思う事もありますがXP標準スキンのLunaがあまりにカッコ悪かったので当時はリスクを背負ってでもやる価値はそれなりにあったと思います。しかし今では私も大人になったからかVistaや7がカッコ良くなったからか、リスクを背負ってまで概観を大きく変えたいとは思わなくなりました。

 デスクトップ上やタスクバーに時計やCPU/メモリ使用率他、様々な情報を表示する機能を自身で一から作成出来るSamurizeにはかなり嵌って一日中デスクトップを弄り回していた頃があったのですが、センスの無い自分にお洒落な物が作れる筈も無く途中で挫折したのは苦い思い出として今も残っています。もっと早くに気付けば無駄な時間を過ごさずに済んだのですがね。

Opera

Opera

 私自身が使っていた事もあって一時期当サイトでも強くお勧めしていたウェブブラウザですが、自分好みにカスタマイズするまでの面倒さや何故かウィジェットを搭載したりと何かと迷走した印象もあって全く使う事が無くなってしまいました。使用者の割合では2%前後と今も昔も相変わらず苦戦しているようです。標準搭載のログインマネージャはウェブメールやネットバンクにログインするだけなら秀逸でしたが、後からパスワードの確認や修正がOpera単体で出来なくて長期間使えるものではありませんでした。

 当時使っていた表示範囲の狭い液晶モニターではブックマークを非表示の状態から必要な時にトグルのクリックで表示させていて、これを凄く便利に感じていたり前に開いていたページに一瞬で戻れたりと惚れ込む要素も多かったのですが、解像度の高いモニターに変えてからは常時サイドにブックマークを表示していても邪魔にならないしFirefoxにOperaの機能と同等のアドオンがあって結局Firefoxユーザになってしまいました。

デフラグソフト

デフラグソフト

 別にデフラグを否定はしませんしXP以降はPCを放置していると自動でデフラグを行っている事がありますよね。昔はこれが分からずに勝手にハードディスクのアクセスランプが点滅してウイルス感染したのかと怖くなる事がありましたが、私のPCのハードディスクを最適化してくれる素敵な機能だったんですね。しかし手動できっちりデフラグを行うのはどの程度の間隔でやればいいのかが難しくて頻繁にやりすぎればハードディスクの寿命を縮めそうだし、やればそれなりに効果があるような気がする。

 結論としては自動も含め一切のデフラグを止めました。当サイトでも紹介しているTrue Imageを私は以前から愛用しているのですが、このソフトでハードディスクごと復元してしまえばわざわざデフラグする必要も無いしシステムも綺麗になって一石二鳥。

メモリークリーナーソフト

メモリークリーナーソフト

 Windowsの高速化に効果があると言われて使っていましたがハッキリと効果を体感出来ないソフトを使い続けるのは長続きしないものですね。仕組みは物理メモリの不要な領域を解放して最適化するといった物ですがいまいち理解するのが難しいですよね。昔からメモリークリーナーと呼ばれる類のソフトはWindowsのパフォーマンスオプションから設定出来るページファイルの領域にデータを移して物理メモリの領域を解放する仕組みだと勝手に思い込んでいましたが、関わっているのはスワップファイルの方で完全に間違いだという事を最近になって知りました。

 7、8年前に512MBのメモリを1万円以上出して購入した覚えがあるのですが今では4GBの2枚組みが3千円で買えてしまう時代。限られたメモリの領域を最適化するよりガンガン容量を増設した方が早そうという考えは間違いでしょうか?

その他

 一応書いておくとここで挙げたソフトやスクリーンショットに使用しているソフトの存在を否定している訳ではありません。ただどんなに有難く使わせて頂いていてもPC環境が変われば不要になってくるソフトはどうしても出てきますよね。

フリーソフトナヴィその他使わなくなったフリーソフト